ストロークをパスに変換する
インクスケープでは、基本的にはペンツールのパスを使って図形を描きますが、フィル（面）をつくるにはパスを結ばなければなりません。
ですが、パスの変換機能を使うことで、パスをつながなくてもフィルをつくることができるのです。
これはいろいろな場面で活用できる、とても便利な機能です。
ツールバーから「ペンツール」を選択します
ツールバーから「ペンツール」を選択します。
曲線を描きます
適当な曲線を描いてみます。
「オブジェクト」－「フィル／ストローク」をクリックします
メニューから、「オブジェクト」－「フィル／ストローク」をクリックします。
ここでは、わかりやすくするために、ストロークの幅を太くしておきます。
ストロークが太くなりました
ストロークが太くなりました。
「ノードツール」を選択します
ツールバーから「ノードツール」を選択します。
「パスのアウトラインを表示」をクリックします
パス部分をわかりやすくするために、「パスのアウトラインを表示」ボタンをクリックします。
ノードを動かすと曲線が変形します
パスの部分が赤色になって見やすくなりました。
ノードをドラッグすると曲線が曲がります。
「パス」－「ストロークをパスに変換」をクリックします
そのままメニューの「パス」－「ストロークをパスに変換」をクリックします。
ストロークの周りがパスで囲まれました
黒で塗られたストロークの周りが、パス（赤色）で囲まれました。
ノードを動かすと図形の形状が変形します
ノードをドラッグすると図形の形状が変形しました。
最初はただの線（ストローク）だった図形が、面（フィル）として扱えるようになりました。
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