GIMP2とInkscape(インクスケープ)!無料イラストソフトで画像の編集

GIMP2とインクスケープ!無料イラストソフトで画像の編集をしよう

インクスケープのパスで図形を描こう01

パスで円を描こう

インクスケープはベクトルドローツールともいわれ、画像の「大きさ」という概念がありません。
座標であらわされるノード(アンカーポイント)同士をパス(線のようなもの)でつなぐことで、図形を表現します。

 

このあたりの詳しいことは後述しますが、インクスケープでイラストを描くには、とにもかくにもパスを自在に操れるようになる必要があります。

パス(ベジェ曲線)を操れるようになれば、思い通りのイラストが描けるようになるので、一気にインクスケープが楽しくなります♪

 

まずは、「とにかくパス」です。

 


 

パスで図形を描こう01

「ベジェ曲線/直線」ツールをクリックします

ツールボックスの「ベジェ曲線/直線」ツールをクリックします。

 


 

パスで図形を描こう02

適当に円を描いてみます

適当に円の図形を描いてみましょう。
各ノードをドラッグして、方向線を引き出しながら曲線をのばしていきます。

 


 

パスで図形を描こう03

始点まで結びます

最後に始点(図形の描き始めの地点)まで結ぶと、1つの図形としてみなされます。

 


 

パスで図形を描こう04

これをオブジェクトと呼びます

インクスケープではこのような図形ひとつひとつのことを、オブジェクトと呼びます。

あまりきれいな円になりませんでした。

 


 

パスで図形を描こう05

「円/弧」ツールをクリックします

パスとノード(アンカー)を理解するため、きれいな円を見てみましょう。

ツールボックスの「円/弧」ツールをクリックします。

 


 

パスで図形を描こう06

斜めにドラッグして円を描きます

斜めにドラッグして、円を描きます。
「Ctrlキー」を押しながらドラッグすると、正円を描くことができます。

 


 

パスで図形を描こう07

円が描けました

円形の図形が描けました。

 


 

パスで図形を描こう08

この円をパスとノード(アンカー)であらわすとこのようになります

ここではやり方は省きますが、この円のパスとノード(アンカー)で表現すると、このようになります。
たった4つのノード(アンカー)だけで作られていることがわかりますね。

 

円に限らす、インクスケープで曲線を描くときは、なるべく少ないノード(アンカー)で描くように練習すると、上達がとても早くなります。

 


 

パスで図形を描こう09

もう1度パスできれいな円を描いてみます

再びベジェ曲線ツールを使って、きれいな円を描いてみましょう。

最初の始点で、クリックではなくドラッグして方向線を引き出しておくと、よりきれいになるかと思います。

 


 

パスで図形を描こう10

4つのノードをバランスよくつなげます

先ほどの正円を参考に、4つのノードだけでパスをつなげていきます。

 


 

パスで図形を描こう11

終点でもドラッグして方向線を引き出しておきます

最後に始点上でも水平にドラッグして、方向線を引き出しておきます。

 


 

パスで図形を描こう12

けっこうきれいな円になりました

最初よりもずいぶんきれいな円を描くことができました。
座標まで細かく計算すれば正円を描くこともできますが、そこまでは必要ないと思います。

 

まずは少ないノード数で、思い通りの曲線を描けるようになることが、イラスト上達への第一歩です!

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